韓国矯正歯科学会2025



韓国舌側矯正歯科学会へ参加してきました。


今回の目玉はデジタル、AI矯正です。
矯正歯科は取り扱う範囲が顎顔面部と広範囲になります。
それゆえ他の歯科分野よりも必然的に分析、診断に時間を要します。
近年はデジタル技術が普及してきたため、より詳細な分析が可能となった反面、さらに分析に時間を要するようになりました。
デジタル技術を積極的に取り入れている矯正の先生方は、診療以外にも日々多忙なデスクワークを行っていると思います。
そこでAIがとても役に立ちます。
我々が長時間かけて行っている分析が、AI技術で瞬時にできることもあります。
AI技術を用いた矯正歯科は現在も発展途上なため、今後に期待できます。


実は韓国は、日本よりも超高齢社会が進んでおり、危機的状況らしいです。
就労人口が年々減少していく中、国策としてデジタル、AI技術の開発、投資を行っているため、
日本よりも遥かにデジタル、AI技術は進んでいます。
そんな韓国での矯正学会で、日本未公開の最新の機器に触れることができ、私としては大変実りのある学会大会でした。

マウスピース矯正のメーカーや種類も数多く展示されており、
ハロウィンだったのでこんな↑マウスピースもあり(笑)、
盛り上がりを感じました。